強度近視のリスクとは?
進行が招く5つの病気と
対策について解説

スマホ内斜視の原因と目の動き近視には2つのタイプが存在します。一つは「屈折性近視」。角膜や水晶体の光を曲げる力(屈折力)が強くなりすぎるため、網膜の手前でピントが合ってしまいます。もう一つは、眼球の奥行き(眼軸長)が正常よりも長く伸びてしまう「軸性近視」です。

ほとんどの近視の方は、後者の軸性近視に該当します。眼球の奥行きが長くなると、ピントが合う位置よりも網膜が後ろに下がってしまうため、遠くの物がぼやけて見えてしまいます。

この眼球の伸長は、成長期に眼球が大きくなることで起こりますが、必要以上に眼球の奥行きが伸びすぎてしまうと、網膜や視神経が無理に引き伸ばされ、眼球の組織が傷つきやすくなるのです。

デジタル機器使用と近視進行の関係ここでは、特に注意するべき5つの病気や症状について説明します。

まず1つ目が「網膜剥離」。引き伸ばされて薄くなった網膜の一部に裂け目(裂孔)ができ、裂け目から網膜が剥がれてしまう病気です。一度剥がれてしまうと、視野の一部が欠けたり、最悪の場合は失明に至ったりすることもあります。強度近視(-6.0D以上)の方の場合、網膜剥離の発生率はそうでない人の約13倍になるとも言われています。

2つ目に注意するべき病気は「緑内障」。眼球の変形に伴って、目の奥にある視神経がダメージを受ける病気です。強度近視の目は、視神経の出入り口である視神経乳頭の形が変形しやすく、緑内障による初期の変化が見逃されやすい傾向にあります。

スマホ内斜視の原因と目の動き完全に止めることは難しいですが、年齢によっては取り組み次第で、進行を緩やかにする方法があります。

まずは早期発見、小さな文字を長時間見ないなど生活習慣の見直しをすることが大事です。特に、子どもの近視は早めに見つけることで、眼科にて対策することができます。

大人については、メガネやコンタクトで矯正して見えているからと過信せずに、定期的に眼科を受診して、今の目の状態を正しく理解しましょう。年に1回眼科検診を受けることで、生涯にわたって大切な目を守り続けることができますよ。